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（※沖縄・離島を除く）

TCB jeans

（TCBジーンズ）

デニムの聖地、岡山県倉敷市児島にあるジーンズの縫製工場の自社ブランド「TCB Jeans」 。

ジーンズ好きが集まって日々作られる製品たち、シンプルな中に細部にまで行き届いた見応えのあるディテールから、知識や縫製などの技術力の高さが伺えます。

着用と洗濯を繰り返して生まれるヴィンテージのような風合い。

自分だけの一着に育っていく過程が楽しめるのも魅力です。

製品の魅力を最大限引き出すモノ作りは圧巻です。

Crawling Pants

TCB jeans の Crawling Pants です。

TCBが所有する1940年代のUSMC M-44 トラウザー を参考に製作しています。

モンキーパンツと呼ばれているトラウザーでバックポケットが特徴的です。

経年変化が楽しめるミリタリーパンツです。

通称モンキーパンツの3つのポケットは、決して使い勝手が良いとは言えないけれど、それがまた魅力的なCrawling Pants。

ヴィンテージのモンキーパンツを参考に、再現して作りました。

参考にしたvintageの特徴として、当時のコントラクターの特徴でしょうか？

通常であればチェーンステッチを使いそうな箇所でもシングルステッチや折り伏せ縫いで縫われています。

もしかしたら綺麗めなシャツやトラウザーを縫ってた会社が作ったのかな？と想像するのもミリタリーならでわです。

TCB jeans オフィシャルサイト抜粋

特徴的な3つのポケットが愛嬌たっぷりで、無骨さの中にもどこか可愛らしさを感じさせるデザイン。

もともとは海兵隊が匍匐前進をしやすいように考案されたディテールで、実用性のための形が、今では「デザイン」として魅力を放つ──それがミリタリーウェアの面白さだと思います。

洗い込んでいくうちに、ヘリンボーンの織り柄が際立ち、立体的な表情が生まれてくるのもこの生地ならではの楽しみ。

ラッカー塗装のボタンも、時間が経つほどに塗装が剥がれ、地金が顔を出していきます。

ジーンズとは違い、この生地は穿くたびに洗って”白け”させるのが個人的な楽しみ方。

TCB jeans オフィシャルサイト抜粋

モンキーパンツ

通称モンキーパンツと呼ばれている M-44 トラウザーは、1940年代にアメリカ海兵隊（USMC）で着用されていたユーティリティトラウザーです。

製造されていた期間は1944年7月〜1945年10月頃までのおよそ1年間で、生産量も他のミリタリーパンツと比べるとかなり少ないそうです。

激戦地の最前線に赴く海兵隊員に支給されたトラウザーですので匍匐前進などがしやすいようにポケットの位置なども考えられています。

複雑なディティールを再現した経年変化が楽しめるモンキーパンツです。

ヘリンボーンツイル

生地はヴィンテージを再現したコットン100%のヘリンボーンツイル生地を採用しています。

1940年代以前のミリタリーアイテムはデニム生地が広く使われていましたが、1940年代からHBT（ヘリンボーンツイル）が多く使われました。

1950年代中期にはHBT（ヘリンボーンツイル）からバックサテンに変更されていきます。

耐久性があり経年変化を楽しめる、1940年代を代表する生地です。

素材はUSMC用に開発されたヘリンボン素材を忠実に再現。

右綾の部分は糸の撚りをS撚り、左綾の部分はZ撚りと、撚り糸の方向を使い分けることにより、当時のようなコントラストの強い表情になっています。

TCB jeans オフィシャルサイト抜粋

ボタンフライ

フロントはボタンフライ仕様です。

ボタンはヴィンテージを踏襲した黒でラッカー塗装されたボタンを採用しています。

ガスフラップ

フロントにはガスフラップが付きます。

ガス攻撃に対する防御対策として生まれたディティールです。

カンドメ

比翼部分はカンドメがされています。

細かい部分までヴィンテージを再現しています。

サイドポケット

両サイドにはフラップポケットが付きます。

ほふく前進などがしやすいようにポケットの後ろ側のみマチが付いています。

ヴィンテージを忠実に再現しています。

バックポケット

M-44 トラウザー 最大の特徴とも言えるのがバックポケットになります。

当時は手榴弾や食料や雨衣などを入れていたそうで、匍匐前進や前傾姿勢を想定してデザインされたことが伺えます。

現代の日常生活では使い勝手が悪いと感じるかもしれませんがマチが付いているので収納力があり、当時は機能的だったと推測できます。

ミリタリーパンツならではのディティールです。

オフセット

ベルトループはセンターからずらしてあるオフセット仕様です。

ベルトループの幅もやや細い、特徴的なディティールです。

黒ラッカーボタン

菊穴

ウエスト部分と裾は菊穴があります。

当時はドローコードを通してウエスト部分や裾部分を締める場面が想定されていたと推測できます。

細かい部分までヴィンテージを再現しています。

スタンプ

腰裏にはTCBの文字とサイズ表記がスタンプされています。

洗濯をしていくとスタンプは擦れていきます。

丈上げ

丈上げも承っております。

詳しくは「丈上げについて」をご覧ください。

スタッフの着用サイズ

キュリアススタッフ の TCB Jeans 着用サイズ一覧です。

商品ページでは大きめのサイズを選んで着用している画像もありますが、

下の表は着用モデルのジャストサイズを記載しています。

モデルは少し緩めのサイズ感が好みで、私物で購入する場合はジャストサイズよりも1〜2インチ上のサイズを選ぶことが多いです。

（ジャストサイズで着た方が雰囲気が良いと思った商品はジャストサイズを購入しています。）

サイズ選びの参考にしてみてください。

キュリアススタッフ 167cm 62kg

もういつぶりの補充かも記録を遡るのが大変なくらい時間が空いてしまいました。

恐らく最終生産から4~5年ぶりの補充となります。（※2025年2月の記事）

デニムジャケットとの相性もよく、太めのシルエットが映えます。

TCBの軍パンは意外に思われるかもしれませんが、どのモデルも定番と据えて生産を続けています。

どうしてもデニムの補充がメインとなる故、あまり頻度高くは作れなませんが気になっていたという方はぜひご検討ください。

TCB jeans オフィシャルサイト抜粋

サイズの測り方はこちら。