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WORKERS

（ワーカーズ）

WORKERS（ワーカーズ）は岡山を拠点にワーク、トラッド、ミリタリーを中心としたメンズウェアメーカー。

古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。

自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。

そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めています。

Lot 213,

Brown Chambray

中に来た2PLY Regular Tとのバランス。

しっかりバインドした首が簡単にはへたらないTシャツに、薄手の羽織もの。

私の夏の定番の組み合わせです。

ブラウンシャンブレーも良い。

すごく古いGジャンでインディゴ以外の色があったので、それをイメージしています。

WORKERS オフィシャルサイト抜粋

ラベルはNo2風の布パッチ。

WORKERS オフィシャルサイト抜粋

YKK謹製！

なのに、適度なムラ感があってとても好きな糸付けボタン。

やればできる！YKK！

ただ、在庫が全然無いので、毎回、半別注で何千個単位で注文してます。

WORKERS オフィシャルサイト抜粋

襟先のステッチ+襟の返り具合。

シャツ生地はここを見れば、工場のうまい・下手が一発でわかってしまいます。

自分でサンプル縫ってた初期WORKERSは下手でした。

無理に返すと地縫いが裂けるし、かといって、目打ちでうまく引っ張りださないと綺麗に返らない。

「襟返し」という道具もあるのですが、あれも生地や襟先形状に左右されるそうで、結局目打ち+手のほうがきれいにできることも多々だそうです。

シャツ工場さん曰く。

WORKERS オフィシャルサイト抜粋

丈は63センチを狙いましたが、サンプルは縫いあがり62.5/洗いあがり61ほどの上がりでちょっとだけ短い。

同じく、袖も短い。

量産ではパターンを+2センチ程度して、Tシャツがぎりぎり見えるか・隠れるかのベストなバランスを狙います。

WORKERS オフィシャルサイト抜粋

このGジャン風シャツジャケットを強烈に使いやすくしている内ポケット。

これがあると無いとで「羽織もの」の使い勝手が全く違います。

WORKERS オフィシャルサイト抜粋

ポケットつけの負荷がかかる場所はカンドメで補強。

でも、生地自体が13オンスデニムのように厚くは無いので、あまり力はかけないようにしてください。

WORKERS オフィシャルサイト抜粋

フロントボタン。

大きさが3種類あるのですが、大きすぎると素材の雰囲気に合わない。

小さすぎても微妙。

ということで15ミリを選んでいます。

WORKERS オフィシャルサイト抜粋

裾はまっすぐ。

前下がりの無いパターン。

私はカバーオールの型紙でついきつい前下がりをつけてしまいます。

昔見た、ビンテージがそうだったのでつい真似してしまうのです。

ただ、上背の無い日本人が着ると、どうしても、後ろ着丈に対して前が長く見える。

Gジャン型のハオリが着やすいなと思ったのは、この「前下がりが無いから、前丈が長く見えない」が大きく関係しているように思います。

WORKERS オフィシャルサイト抜粋

低い位置につけた外ポケット。

これも、ちょっと駐車場から職場まで行くときに鍵を入れたり、あれば使うポケット。

WORKERS オフィシャルサイト抜粋

袖口、カフス+開き。軽くはまくれます。

肘上まではまくれません。（袖幅も開きの深さも足りない）

WORKERS オフィシャルサイト抜粋

軽く落ちた肩幅。

肩が落ちる＝袖ぐりの位置が体から離れる＝窮屈に感じない。

落としすぎると、それはそれで生地の重さを感じたり、腕が動いた時に服がついてこなかったりするので、加減が大事。

「ちょっと落ちてるぐらい」（寸法でいうと47-8ぐらい）がブルゾンには良い感じのようです。

WORKERS オフィシャルサイト抜粋

背中、上下に入ったタック。

これも意外に大事で、背中の丸み。

腕を前に出したときに突っ張らないゆとりになっています。

WORKERS オフィシャルサイト抜粋

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