WORKERS ワーカーズ CAT DAY Painter Pants 9.5 oz Indigo Denim [WKS1001]
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WORKERS (ワーカーズ) | ||
WORKERS(ワーカーズ)は岡山を拠点にワーク、トラッド、ミリタリーを中心としたメンズウェアメーカー。
古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めています。
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CAT DAY Painter Pants | |||||||||
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他のカラーの画像を使用して解説している箇所があります。
予めご了承ください。
久しぶりにペインターパンツ。
それも丸みのポケットデザインで、PAY??? BIG???のような。
私はどうしてもヘラクレスや、PAYDAYでも強烈に古いのが好きで、カクカクしたポケットが好きでした。
が、春にCAT DAYを作って以来「もう少し、私が若かったころには普通に買えた年代の古着をモチーフにしてみたいな」と感じて形にしてみました。
股上は33センチ程度なのである程度深い。
これが昔だったら妙に浅くしてしまったりしたのでしょうが、今は「そのものらしい普通のパターン」を目指しています。
ワークパンツは股上もある程度深くて、裾が太くてゆったり目が普通です。
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デニムは生地屋さんが「とある古着風」に作ったデニム。
良い感じにネップが入った糸。
さらに糸も複数を使うことで、古着のムラ感を出しています。
糸の種類は聞きましたが、一応、企業秘密でしょうから内緒です。
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フロントボタンフライ。
ヒヨクを見返しに止めるぐにゃぐにゃステッチあり。ここは を見て真似したところ。
ヒヨクの止めは古くはクラシックなトラウザーズから、ミリタリーのチノパンにもあり、ワークパンツも形を変えながら残っていた部分。
ふる〜いリーバイスは、この止めステッチを隠しではなくぶち抜きでしていました。
なぜなら、リーバイスのジーンズは「見返し」という部品が無かったので止めるには身頃にぶち抜くしかなかったからです。
で、そのぶち抜きもやめてしまったのがリーバイスのジーンズ。
ヒヨクの止めステッチ一つでも、色々な設計思想があったというお話。
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おなじみ、CAT DAY刻印入りボタン。
今回のパンツは私が文字部分を塗ります。
(次回、カバーオールからはメッキは同じで塗り部分がエナメル塗装)
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小さいボタンは二本爪のドーナツボタン。
こんなものも別注しないと無い今の日本・・・まぁ、ある意味、はるか昔、今よりものづくりにロットが必要だった時代に戻ったというか。
私なんかは「ロットが要る?だったら作ってやろうじゃないか!!!」と変にやる気が出るから良いのですが。
それを繰り返し使ってペイしようとかいう考えが無いのはビジネスが下手というか、趣味を仕事にしたからです。
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腰帯は「上下環縫い」。
帯付けミシンは基本、4本針が入ります。
左右に、1/4インチ幅、真ん中が1インチ。
その、一番左と、右から2番目の針を使ってつけている帯付け。
帯先まで環縫い(チェーンステッチ)が泣かせる部分。
うまい、実にうまい。
私が最初にジーンズ作ってつまづいた部分。
当時の勤め先のミシンはラッパ(金具)の取り付け方法が、この帯先環縫い重視に改造してなかったのでそれはできなくて当然だったのです。
で、今もお願いしている工場さんにやり方を見せてもらって、改造して、やっとできるようになりましたが・・・今思い出しても難しかった。
当時、近所の工場にお勤めだったNTM君はこの部分を縫うのに、指をぎりぎりまで入れすぎて怪我してました。
それでも、ばんそうこうで仕事するのはさすが、元自衛隊だな・・・と感心したような、病院行けよと思ったような。
今ならうまくできるでしょう。
きちっと折って、左手に持った身頃を押し気味に初めて、数針縫ったら前引きのローラーを上げ(つまるので)、さらに数針縫って、前引きローラーの下まで帯先がきたらまたローラーをおろして縫う。
う〜ん、縫った人ならわかるはずですが、縫わない人には「何言ってんだ?」というお話でした。
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コインポケット部分のカンヌキは赤。
デザインのアクセント。
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でもループ部分は身頃の生地に色合わせ
最初、全部青で縫ってみると・・・デニムは沈みすぎ、白は浮いてる。
泣きながら全部外して(老眼なのでつらかったですが、工場さんにやってもらうのは申し訳なくて)今度は、全部赤で縫ってみる・・・今度は派手すぎる。
で、また全部外す。
外してから「そうだ、ループと小股だけ身頃合わせで、他は赤なら・・・おい、ポケット口外すんじゃん無かった!!!」とか、右往左往した部分です。
が、試行錯誤したおかげで絶妙に古着っぽい可愛さと、バランスの良さが活きていると思います。
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ワークパンツの見どころ、バックスタイル。
特徴的なのがヨークがあること。
ワークパンツというとヨーク無しが多いところ、トリプルステッチの力強さも出したくヨーク有のデザインにしみました。
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丸みのあるポケット。
ポケットの下半分は補強布あり。
ここが縮率が違うのでポケットに皺が出ています。
この皺が後々色落ちしていくと立体的になります。
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これも作りました、サイズネーム。
なんでも良いといえば良いのですが、古着のこういうなんてことない部分を見て「かっこいいなぁ」と思うのです。
サイズネームが外に出ていれば、棚から探しやすいだろうという合理性。
フラッシャーもド派手。
服のタグが外にでかでかと出ているというのも、アメリカ的な広告至上主義を感じます。
でも、そこがかっこいい!と思うのは、我々がアメリカに洗脳?された世代だからでしょうか。
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右わきにツールポケット。
縦長のものが入ります。
個人的には折り尺入れてて折ったことがあります。
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左側にはハンマーポケット。
これは確かに使えます。
ただ、右利きだと最初はつい、右のツールポケットにハンマー入れようとします。
若いときは何事も「やってみよう!」で、家の壁縫ったり、たたみはがして板の間にしたりしたときにワークパンツもはいて実際作業してみました。
確かにゆったりしていて作業はしやすかった。
壁に漆喰を塗ったり、床にペンキを塗ったのがついても洗えばほぼ落ちて。
少し残ったペンキがまた良い雰囲気でした。
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後ろ中心のループオフセット。
昔々、厚みのある部分にカンヌキを打つのが難しかった時代の名残。
今は全然、分厚いところも縫えますが。
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