TCB jeans TCBジーンズ Good Luck Jeans グッドラック ジーンズ
[TCB-62]
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| こちらの商品は送料無料でお届けします (※沖縄・離島を除く) | |
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| TCB jeans (TCBジーンズ) | |
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| デニムの聖地、岡山県倉敷市児島にあるジーンズの縫製工場の自社ブランド「TCB Jeans」 。 ジーンズ好きが集まって日々作られる製品たち、シンプルな中に細部にまで行き届いた見応えのあるディテールから、知識や縫製などの技術力の高さが伺えます。 着用と洗濯を繰り返して生まれるヴィンテージのような風合い。 自分だけの一着に育っていく過程が楽しめるのも魅力です。 製品の魅力を最大限引き出すモノ作りは圧巻です。 | |
Viktor's Voice Project
Good Luck Jeans
Good Luck Jeans |
TCB jeansのGood Luck Jeansです。 ヴィンテージコレクターViktor Fredbäck氏との出会いから生まれたスペシャル企画の第2弾のジーンズになります。 ※当店はベルトループ有でのお届けになります。 |
Prelude |
| | | | 501の150周年と言われてる2023年。 私たちも勿論1873年のTwo Horceを作るべき?という自問自答をしていました。 そんな時、ふと前回のViktors Voiceでインタビューを動画で撮影させて頂いた時に 『自分で掘ったスペシャルなピースが有る。』 『1873年から1890年の間、Levisがパテントを持ってたから他のブランドはリベットを使えずにダートステッチが入る。これはこ時代特有のディテール』 『その名前はGood Luck』 という会話をした事を思い出しました。 改めて動画を見直した私はリベット誕生150周年に、リベットを使えなかった他のジーンズブランドにスポットライトを当てるスピンオフ作品というのはTCBらしくて良いかな?と自分の中で盛り上がってきました。 すぐにViktorにその旨を伝えると彼は快く了承してくれて企画のスタートです。 当たり前ですが、Googleで {Good Luck space Jeans }と検索して何も出て来ません。 目の前に有る一つのピースとViktorの声だけが頼りです。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | | | | |
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| そしてGood Luckを作り始めてから私も欲が出来て来ました。 毎日上下デニムで過ごす私はGood Luckを穿いた時、トップスにも時代背景の合うジャケットを合わせたい。 もちろん、Good Luckネームでジャケットが出てくるはずが無い。 企画が暗礁に乗り上げそうな時にViktorの協力のもとファッション考古学者Brit Eatonから1880年代のBoss Of Tha Roadのデニムブラウスをお借りしてサンプリングさせて頂いております。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | |
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| こうやって書くとGood LuckやBoss Of The Roadに失礼ですが、今回ダートステッチを入れて生産した際に、当時は気を使って縫って無いとはいえ、リベットの何倍も労力を要します。 2023年世界中で様々なシルエットの様々なカラーのRivetedジーンズが着用されてると思います。 でも今日に至る前に150年前、パテントにより使用がロックされており、その背景ではこんなジーンズが有ったと皆さんが知って笑ってくれたら150年振りに太陽を浴びてるGood Luck Jeansも喜んでくれるはずです。 Viktorは私たちに言いました。 私のGood Luckで今ここにあるジーンズ。 TCBのGood Luckでそれがもう一度形にできる。 皆さんもこのGood Luck Jeansを手にする事で幸運が訪れて欲しい!との事です。 前回のOLYMPICから1年半お待たせしました。 それではViktors Voiceをお楽しみ下さい。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | |
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ダートステッチ |
| | | | フロント側にある合計4ヶ所のダートステッチは形状も針数もバラつきがあります。 Viktorが"Good LuckはLevisではないし、言わば2番手、3番手のブランドだよ。"と言うように、時代背景的にもそんなに細かなところは気にして作っていないはず...なのですが、TCBではあくまでもこの個体への敬意を払うということで、出来るだけ個体ごとのバラつきは抑えて縫うことにしました。 適当に縫って個体差があってもいいならばそこまで大変な作業ではありませんが、正確な歪みさを求めると途端に大変な作業になります。 ですが、補強縫いとしての機能がデザインとしても美しい。 1870年代、言わばジーンズ黎明期に作られたパンツに既にワークウェアとしての機能美が備わっています。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | | | | |
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バックポケット |
| | | | ビンテージにはバックポケットは既に残っていませんでしたが、ポケットが付いていた場所にインディゴが少し残っており、そのポケット痕を頼りに形状を作っております。 ダートステッチの幅、高さは、Viktorが保有している近しい年代のビンテージからポケットの大きさに対しての割合を計算した上で決めています。 ※バックポケットのステッチ痕は製品版にはございません。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | | | | |
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フロントルック |
| | | | この時代のワークウェアはサスペンダー仕様で、まだベルトループは付いておりません。 ボタン位置はあまり位置関係がきちんと定まっておらず、少しブレた位置に。 TCBもサスペンダー仕様に問題がない範囲で若干ずれた位置に。 大雑把な仕事ぶりです。 ※当店で販売しているジーンズはベルトループ付きになります。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | | | | |
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バックルック |
| | | | シンチストラップの裏側を見ると、きちんと白生地が裏地にに付けてあります。 ここは逆に丁寧な仕事ぶりです。 近代、現代のジーンズに比べて、バックヨークが大きく取られているのも特徴です。 バックシンチもワイヤーを曲げた原始的なスタイル。 鉄をブラックで塗装されています。 Vintageは塗装が剥がれて素地が見えた所からサビが浮いてきてます。 TCBも鉄製に同じく黒塗装。 焼き付け塗装なのですぐに剥がれる訳ではないですが、同じ表情になるまで付き合いたい。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | | | | |
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脇ステッチ |
| | | | まだ2本針ミシンが開発されて無かった時代なのでしょう。 シングルステッチを2回走ってる為、左右のステッチのピッチがバラバラです。 TCBでも、あえてシングルステッチを2回走って時々ステッチが乱れても良し!としました。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | | | | |
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折り伏せ縫い |
| | | | 後ろ身頃のバックヨークとお尻の縫い方はシングルステッチでの折り伏せで縫い代の処理がされております。 地縫いを1本入れた後に生地を折り込みながらダブルステッチを入れるので現在のチェーンステッチによるダブルステッチより工程が多く手間がかかります。 1800年代のジーンズは、バックヨークやお尻が切りっぱなしの仕様も多い中、強度を上げる為の改善策だったのか? この頃はテーラーとワークの境界線がまだ曖昧で、テーラーメードの人がホームメード(内職)で縫ったのか?とも想像が出来ます。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | | | | |
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裏側から見た脇ステッチ |
| | | | 面白いのは割り縫いでは無く、耳を片倒ししてダブルステッチが入ります。 耳部分というのは織りの際にテンションが強くかかる部分なので、少し硬いものです。 その耳が2重になって、この9ozの薄手の生地の上でアタリを生むということで、いつもと違った耳の色落ちを楽しんでもらえるはずです。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | | | | |
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ネームタグ取り付け |
| | | | 初めてジーンズを縫い始めた時にLevisの革パッチの付け方には感動したものです。 帯上のステッチを縫う時にベルトループと革パッチを一緒に縫うという発送が私に有ったか?というと絶対にありませんでした。 今回のGood Luckはその衝撃をさらに塗り替えました。 なんと帯下の内側のステッチを入れる時に布ラベルも一緒に縫うという強引っぷり。 糸切りをいかにしないかの工夫が面白い。 そして、それが生産効率にも直結するからですね。 蹄鉄の内側は"Good Luck"ということで、招き猫風のToraちゃんを。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | | | | |
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フライ部分の縫製 |
| | | | オーバーロックがまだ使われていないため、フライの生地は切りっぱなしです。 ビンテージを見ると生地端から糸が解れてきています。 TCBの製品においては、生地端のフリンジ感が少しは出るようにしますが、生地端から数mmの部分にステッチを入れて、必要以上にほつれが進まない仕様にしております。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | | | | |
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シック(股の補強縫い) |
| | | | 尾錠の裏側に別布を使う考えや折り伏せ縫いも共通してテーラー色の強い仕様。 ワークウェアではそこまで見られることのない面白い仕様です。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | | | | |
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ボタンホール |
| | | | まだボタンホールは手縫いの時代。 やはり現代で同仕様でリプロダクションすることは、生産効率の面、製品としての強度面を考えれば非現実的です。 業界の通例としては、゛眠り穴”や゛71ホール”と呼ばれる仕様で代替されることがほとんどですが、児島はジャパンデニムが生まれた町。 ボタン、リベット、縫製糸、ミシンとそれぞれその道50年以上の専門家がいらっしゃいます。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | | | | |
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| ゛何十年もつかっていないミシンだけど....”と見せてくれたのが、フラワーホールミシン。 手縫いの表情と近く、ミシンによる縫製なので強度面も問題無し。 Viktor 重要視していたボタンホールの仕様もこれでOKです。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | |
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| こちらが眠り穴と呼ばれるボタンホール。 TCBでも仕様面で整合する20'S Jeansに採用していますが、Good Luckの再現には役不足でした。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | |
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縫製糸 |
| | | | TCBでは初めての試みとなる別注糸の作成も行いました。 まだ再現されたことのないモデルでもありますし、縫い糸の素材は?太さは?色は?と全然イメージが湧かなかったので企画段階から糸のプロを巻き込んでスタートしました。 縫い糸というのは基本的に大手の繊維商社が作っている印象ですが、TCBが採用している糸は児島の小さな糸屋さん。 昔のジーンズの糸にほれ込み、研究を重ね、大好きなアメリカの本家ジーンズメーカーに10年間糸を提案し続けて採用まで漕ぎつ着けるというモノ作り目線でも営業目線でも執念の持ち主。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | | | | |
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| ポケット裏やシンチ裏など、まだ比較的色の残っている部分から経験則や想像も入りますが、色が退色した際の見場も含めて色を作っていきました。 Viktor はビンテージだけでなくリプロジーンズも多数所持しているらしく、これまでは"糸"にあまり満足していなかったようですが、現物を見た後は太鼓判を押してくれました。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | |
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| 出来上がった糸の品番は、"VV1880"。 安直ですが、Viktor's Voice 1880 ということです。 生地や糸の品番は一見不規則な文字の羅列に見えることも多いジーンズ業界ですが、由来を聞けば案外単純なものが多かったりします。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | |
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ボタン |
| | | | 通常のボタンは丸いボタン部分と、オス側との2ピース。 よくTCBではオスが2本爪のボタンを使ってこれが古臭くて良いよね!って思っていましたが、これはより原始的な通称Fitボタン。 打ち込んでしまうと分かりにくいですが、ボタン側が2ピースとオス側の3ピースになります。 柄はVintage同様に合わせて、原料も鉄製ボタンになりますので、錆が発生していきます。 ※資料内で別形状のボタンが使われている画像がございますが、上が最終仕様のボタンとなります。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | | | | |
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| 基本的に児島の洗い工場でOne washといえば糊を落とす意味でもお湯を使うことが多いですが、TCBでは昔の気にしていない洗いを考慮して常温の水にて洗って頂いてます。 常温が今回のジーンズにもピッタリな気がします。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | |
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| 最後にViktorからのコメントをお届けします。 "私のGood Luckで発掘できたこのジーンズ。 TCBのGood Luckで完璧な再現が出来ました。 このジーンズを手に取ってくれたみんなへもGood Luckが訪れますように!" TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | |
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生地 |
| | | | 今回の生地は約150年前の2by1がターゲット。 いつもだったらXX DENIMとは?というお題に立ち向かうことが多く、米綿を大前提で糸は作ってきました。 一方50年代の生地になると糸を解すと繊維長が意外と長いからジンバブエにしよう!と産地よりは繊維長が一番似てるのは世界中のコットンでどこなの?と考えて選んだこ事も有りました。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | | | | |
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| そして話を戻して今回のデニムはViktorとの時代検証も行って、1870年代の半ばから後半のはず。 その時代にはアメリカでも生地の生産は始まってた事は間違いありません。 一方でヨーロッパで生地が織られて、船に運ばれて生地としてアメリカに渡って来た物もあるのでは無いか?という仮説を立てました。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | |
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| 今回使用する綿は現代のジーンズだとあまり聞きませんがインド綿を採用。 染め自体もインドの本藍をロープ染色しています。 インド綿の入荷にも立ち会いましたが他の国の綿に比べて機械の自動化が進んでいないため、綿の中に不純物が多く、日本に入荷してから人の手を介して取り除く事が多いのですがTCBではコットンの葉カスはそのまま残して染色工程に進んで頂いております。 そんな想いで作った糸を井原で織って頂きました。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | |
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| 経糸10番緯糸12番 9ozの生地です。 経糸のムラが強いのが特徴で、新品時は2BY1という事も有りおとなしく感じるかもしれませんが色落ちが始まるとVINTAGE同様に激しく線が浮かび上がるはずです。 そして今回は面白い試みとして1本意図的にロットの違う糸を混ぜてみました。 この頃の年代は織り傷というより、全然違う糸が混ざってそのまま織られてる様な色落ちを時折見かけます。 それがわざとなのかどうかは分かりませんが、必ず1着に何箇所は異原糸(イゲンシ)が入る設定です。 この生地はアメリカン?ヨーロピアン?インド人もビックリな生地に仕上がったはずです。 その辺も着用する楽しみにして頂ければ嬉しく思います。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | |
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| 1870年代のサンプリングで、かなり太くて野暮ったいというイメージがあるかもしれませんが、太さで言えばどちらかといえばシュッとした作りです。 腰回りはダートステッチが飾りステッチとしても見え、ベルトループ仕様にしてスッキリとジャストで穿いても映えますし、ジャストから2インチアップくらいの大きめサイズをサスペンダースタイルでというのも勿論しっくりきます。 ことViktor本人は勿論少し大きめで吊って穿くんだとのこと。 TCB jeans オフィシャルサイト抜粋 | |
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身長 180cm 体重 60kg 着用サイズ 32inch |
身長 172cm 体重 100kg 着用サイズ 40inch |
身長 167cm 体重 62kg 着用サイズ 34inch |
| | | | モデルは34inchを着用しています。 ウエストは32inchで丁度良いサイズ感ですが、ゆったりとしたサイズ感が好きなのでインチアップして穿いています。 ベルトでもサスペンダーでもご着用頂けるジーンズになります。 同じ生地のジャケットとセットアップでご着用頂くのもオススメです。 | | | | |
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Brand | | | | | デニムの聖地、岡山県倉敷市児島にあるジーンズの縫製工場の自社ブランド「TCB Jeans」 。 ジーンズ好きが集まって日々作られる製品たち、シンプルな中に細部にまで行き届いた見応えのあるディテールから、知識や縫製などの技術力の高さが伺えます。 着用と洗濯を繰り返して生まれるヴィンテージのような風合い。 自分だけの一着に育っていく過程が楽しめるのも魅力です。 製品の魅力を最大限引き出すモノ作りは圧巻です。 | | | | |
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Country | |
Quality | |
Laundry | |
Model | |
Size | サイズ | ウエスト平置き | ウエスト内径 | ワタリ | 股上 | 股下 | 裾幅 | 28inch | 35cm | 75cm | 29.5cm | 34cm | 90cm | 19cm | 29inch | 36cm | 77cm | 30cm | 35cm | 90cm | 20cm | 30inch | 37cm | 79cm | 31cm | 35.5cm | 90cm | 20.5cm | 31inch | 38cm | 81cm | 31.5cm | 36cm | 90cm | 21cm | 32inch | 39cm | 83cm | 32cm | 36.5cm | 90cm | 21cm | 33inch | 40cm | 85cm | 32.5cm | 37cm | 90cm | 21.5cm | 34inch | 41cm | 87cm | 33.5cm | 37.5cm | 90cm | 22cm | 36inch | 43cm | 92cm | 34cm | 38cm | 90cm | 22.5cm | 38inch | 46cm | 97cm | 35.5cm | 38.5cm | 90cm | 23cm | 40inch | 49cm | 102cm | 36.5cm | 40cm | 90cm | 24cm |
サイズの測り方はこちら。 |
Attention | | | | | 色は実物に近い掲載を心掛けておりますがご覧の環境により、多少色具合が異なって見える場合もございますのでご注意下さい。 サイズ計測の多少の誤差はご了承ください。 TCB jeans の商品は下げ札がついておりません。予めご了承ください。 | | | | |
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