今年の春に発表させて頂いたCarhartt Chore Coat。

これは1920年代の元ネタのブランドネームの筆記体のCarがCatに私には見えたのが始まりでした。

そんな少し駄洒落で始まったCatharttレーベル。

今回はタイムマシンを1950年代に設定して企画は始まります。

TCB jeans オフィシャルサイト抜粋

ブランケット付きのワークウェアは外や、空調を使う事が出来ない過酷な環境の人の為に欠かせないワークウェア。]

そんなハードワーカーの為、そして、寒い冬の夜空の下で寒そうにま詰まっている猫、それでも鋭い目をしながら必死に生きている逞しい猫からインスピレーションを受けて、Cathartt の前にStrayと付けさせて頂きました。

※Stray Cat = 野良猫

TCB jeans オフィシャルサイト抜粋

ベースは1950年代のVintageを参考にして、左右非対称のガチャポケットデザイン。

TCB jeans オフィシャルサイト抜粋

Vintageでも裏地付きのみに見られるアクションプリーツ仕様としています。

TCB jeans オフィシャルサイト抜粋

襟はコーデュロイ生地で、ドットボタンで着脱可能なフードがついています。

Vintageにおいては無くなってしまっている個体も多いですが、チンストラップも勿論ついています。

TCB jeans オフィシャルサイト抜粋

こちらは1930年のVintageペインターパンツ。

ボディ部分と年代は違いますが、単色ネームやハート型の打ち込みボタンは30年代の仕様を再現しました。

TCB jeans オフィシャルサイト抜粋

ドットボタンはVintageのフォントを参考に作成。

2本爪でカシメ方も当時と同じです。

新品時はピカピカですが、使用につれて燻んでいきます。

TCB jeans オフィシャルサイト抜粋

こちらもCarhartt のVintage生地を参考にして作った別注生地となります。

経7緯12 2×1組織の11.87ozの右綾デニム。

経糸のムラは自然なムラですが、緯糸が12番で差があるのと、2×1なので着込むことにより縦落ちがしっかりと始まります。

全米綿のブレンドコットン。

経糸には綿から糸に紡績する工程でこぼれ落ちがクズ綿の通称落ち綿を入れ込む事によってVintageのムラ感やネップ感が出るようにしています。

TCB jeans オフィシャルサイト抜粋

勿論、裏地のウールも別注生地になります。

ブランケットに使用しているウールはVintage同様、再生羊毛になります。

染めはそれぞれの色をTOPにて色染めしています。

TCB jeans オフィシャルサイト抜粋

LEVISのブランケット付きジャンは、デニム地もウール地も両方巻き縫いで縫われているのですが、厚くなると着用時ゴロゴロしますし、力が加わった時に、裂けてしまう可能性は否めません。

参考にしたカバーオールは巻き縫いなんですが、1枚生地を織り込まない構造なので厚みが軽減されています。

なので、生地端はオーバーロックの処理がされています。

工程は増えますが、あえて厚み軽減を優先した事が想像できます。

トリプルステッチということもあり、縫製部の剛性よりも強いということで、よりタフな状況下に適応した縫製手法とも取れますし、当時生産した工場の設備の問題でこうせざるを得なかったのかもしれませんね。

TCB jeans オフィシャルサイト抜粋

あまりTCBでは語ってはきませんでしたが、シルエットについて。

肩周り〜アームホールの分かりやすい部分で見ていただくと、肩周りのフィットにかなりもたつきがあるように見えるはずです。

こういったVintageをベースをとしたモノづくりにおいて、“パターンってそんな難しくなさそう...”という印象をお持ちかもしれません。

パターンというのはもちろん、定石もあるのですが、同じ寸法の服を作ろうとしてもその方法にはいくつものアプローチがあり、全ては机上の空論ベースです。

やはり、縫い上げて→検証が理想に近づける唯一の方法だったりします。

TCB jeans オフィシャルサイト抜粋

TCB Inoue

173cm 100kg デニム42を着ています。

いつも通り試着をお願いしたら、当たり前のように裏にして着ます。

胸囲は120cm近い大柄な体型ですが、42ですとインナーにhoodieも着込めるくらいのゆったり目サイズ。

カバーオールはジャストでピッタリというよりも少し緩いくらいの方がしっくりくるサイズとも言えるはずです。

冬も薄手のインナーにアウターを羽織るという車中心の児島ライフなので、ワンサイズ下げた40をマイサイズにするか検討中。

TCB jeans オフィシャルサイト抜粋

TCB TK

182cm 64kg ダック40を着ています。

ジャスト〜少しゆとり有りくらいであれば38でも十分着られるくらいですが、全体的にオーバーなサイズを好むのでサイズアップ。

DetroitのDが映えるサイズは、このくらいなのかもしれません。

TCBのカバーオールでいうと、Cathartt Chore Coatの大ぶりなサイズ感に近いです。

サイズを迷われている場合、Catharttと同サイズはおすすめできます。

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TCB Ryo

180cm 90kg デニム42を着ています。

インナーをある程度着込むことを考えて、42.

インナーにスウェットのみくらいでジャストで着るのであれば、40でも十分着られるくらいです。

基本的には、ダックもデニムも同サイズで作っていますので、生地の違いでサイズを変える必要はありません。

着心地としては、しっとり滑らかなデニム生地とゴワつきの強いダック生地で少し変わりますが、寸法自体は同等となります。

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TCB 工場長

170cm 52kg ダック 36を着ています。

インナーにデニムジャケットを着て、ゆとりあるサイズです。

ジャストで着たいという場合は、34が良いサイズです。

TCB jeans オフィシャルサイト抜粋

サイズ36で丁度良いサイズ感です。

インナーにデニムジャケットも着用できるサイズ感になります。

身幅もゆとりがあり着やすいです。

サイズ38の着用画像です。

やや大き目のゆったりとしたサイズ感になります。

デニムジャケットの上から羽織って少しゆったりとしているサイズ感になります。

好みにもよりますが大きめに着用するのがお好きな方はサイズ38でも良いと思います。

TCB jeans（TCBジーンズ）

デニムの聖地、岡山県倉敷市児島にあるジーンズの縫製工場の自社ブランド「TCB Jeans」 。
ジーンズ好きが集まって日々作られる製品たち、シンプルな中に細部にまで行き届いた見応えのあるディテールから、知識や縫製などの技術力の高さが伺えます。
着用と洗濯を繰り返して生まれるヴィンテージのような風合い。
自分だけの一着に育っていく過程が楽しめるのも魅力です。
製品の魅力を最大限引き出すモノ作りは圧巻です。

色は実物に近い掲載を心掛けておりますがご覧の環境により、多少色具合が異なって見える場合もございますのでご注意下さい。

サイズ計測の多少の誤差はご了承ください。

製品の特性としてご了承ください。

製品はワンウォッシュ済みです。