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TCB jeans

（TCBジーンズ）

デニムの聖地、岡山県倉敷市児島にあるジーンズの縫製工場の自社ブランド「TCB Jeans」 。

ジーンズ好きが集まって日々作られる製品たち、シンプルな中に細部にまで行き届いた見応えのあるディテールから、知識や縫製などの技術力の高さが伺えます。

着用と洗濯を繰り返して生まれるヴィンテージのような風合い。

自分だけの一着に育っていく過程が楽しめるのも魅力です。

製品の魅力を最大限引き出すモノ作りは圧巻です。

TCB 30`s Jacket

30'sの1stジャケットを参考に作成したTCB 30's Jacketです。

現代でも着やすいようにサイズ感をモディファイしています。

生地から縫製に至るまで、細部まで拘り作られています。

30'sの1stJKを参考に作成しました。

シルエットは現代でも着用し易いようにモディファイしております。

生地は20'sPTとセットアップで着て貰える様同じ生地を使用してます。

綿から別注したタテヨコ8番の12.5oz染色もこの時代の特徴の青みの強いインディゴです。

TCB jeans ウェブサイト抜粋

12.5oz デニム

素材はメンフィス綿100％。

TCBジーンズが綿から拘り製作した12,5オンスのデニム生地です。

生地は20'sPTとセットアップで着て貰える様同じ生地を使用してます。

綿から別注したタテヨコ8番の12.5oz。

染色もこの時代の特徴の青みの強いインディゴです。

TCB jeans カタログ抜粋

経年変化

着用と洗濯を繰り返すことで色落ちが楽しめます。

拘りの生地から生まれる経年変化は圧巻です。

ファースト

デザインベースになったのはヴィンテージデニムジャケットの王様とも呼ばれています、デニムジャケット。

30年代から50年代前半頃まで作られていました。

左胸のポケット、フロントプリーツ、シンチバック、短めの着丈でボックスシルエットが特徴です。

TCB jeansの30'sジャケットもヴィンテージのディティールを踏襲しながら現代的なシルエットに仕上げています。

胸ポケット

胸ポケットはフラップポケットです。

ポケットの端には1stの特徴でもある赤タブが付きます。

リベット

ポケット縫いから糸を切らずにフラップ縫いに移っています。

ポケット口はリベットで補強され、2本針ミシンで縫製されています。

角にはおにぎりのような独特のステッチが入ります。

ヴィンテージを踏襲した縫製です。

細かい所まで再現されています。

ボタン

ボタンはヴィンテージから型を起こした「TWO CAT BRAND」の刻印が入ったオリジナルボタンを採用しています。

鉄製のボタンですので、経年変化も楽しめます。

バックル

シンチバック仕様です。

二本針のバックルになります。

二本針のバックルはソファーや椅子などを傷つけると不評だったそうで、戦後のモデルからは針無しになっていったそうです。

バックルも鉄製になります。

３４〜３８サイズと４０〜４６サイズでバックスタイルの縫製仕様が変わります。

３４〜３８サイズが画像のような縫製。

４０〜４６サイズはバックヨークの中心から裾にかけて縫製されているＴバック仕様になります。

ヴィンテージでもサイズ４４や４６くらいからこの仕様になっているそうです。

体格の良い方に向けて作られた仕様です。

細かい所まで拘られています。

巻き縫い

巻き縫いを多用して作られています。

アームホールは巻き縫いによって縫製。

アームホールの巻き縫いは難しく、製造工程に中でも関門といえる箇所だそうです。

裏側がキレイなのも巻き縫いの特徴です。

デニムジャケットらしい縫製です。

プリーツ

フロントには1stの特徴でもあるプリーツが付きます。

ミミ

前立ての裏はミミを使っています。

こちらもヴィンテージを踏襲した作りです。

生地は20'sのデニムを再現した生地を使用していますので白ミミ仕様です。

袖

30'sの袖口の縫製は、チェーンではなく平ミシンで裏は落としながら縫製しているそうです。

また、1stと2ndでカフスボタンの位置が変わります。

ヴィンテージを踏襲した作りです。

細かい所まで拘られています。

革パッチ

レザーは鹿革です。

カントリーCATのラベルが付きます。

良い雰囲気です。

サイズの測り方はこちら。