kearny(カーニー)は2013年にスタートしたアイウェアブランドです。 ヴィンテージバイヤーとして世界を飛び回っていた熊谷氏がアメリカのヴィンテージ眼鏡に魅了されkearny(カーニー)を立ち上げました。 |
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1856年に象牙の代用品として誕生したセルロイド。 美しい光沢と透明感、柔らかな質感と優しい掛け心地からヴィンテージ眼鏡に多く使用されてきた古き良き素材です。 20世紀半ばまでは眼鏡の主流はセルロイド製でした。 現在主流となっているのは大量生産された石油系プラスチックの眼鏡。 石油系プラスチックの眼鏡は安価に作ることができる反面、温かみや光沢、透明感や高級感に欠けるというデメリットがあります。 |
古き良きセルロイド眼鏡は職人達の手仕事で製作されており、一つの眼鏡を製作するのに多くの時間を要します。 現在ではセルロイドを製造する職人も、セルロイドを加工する職人も減少しており、将来的に生産されなくなるのではないかと危惧されています。 昔ながらのセルロイドを使用した、日本の職人が手仕事で製作する眼鏡を後世に残したい。 kearnyの眼鏡にはセルロイド製の眼鏡を1本でも多く残したいというデザイナー熊谷氏の想いが詰まっています。 |
セルロイドは19世紀中頃にアメリカで誕生した世界で初めて誕生したプラスチック素材です。 現在主流の石油系プラスチックとは違う、柔らかな質感で美しい光沢がある、古く良き素材になります。 もともと象牙の代用品として開発されたセルロイドは、ギターピックや万年筆を始め、様々なものに使用されてきました。 |
セルロイドはヴィンテージ眼鏡にも多く使用されており、デザイナーの熊谷氏はセルロイド製の古いヴィンテージ眼鏡に魅了され、kearnyを立ち上げました。 現在主流になっている眼鏡のほとんどは古き良き素材のセルロイドではなく、プラスチックと軽量アルミなどの金属になります。 |
美しい高級感のある光沢や柔らかな掛け心地が特徴のセルロイドフレームですが、1950年代に可燃性による生産の事故が多発し、世界的にセルロイドの生産が減少します。 セルロイドは製造過程での取り扱いが難しく、とても手間の掛かる繊細な素材です。 その為、全ての工程を職人が手作業で行います。 一つ一つ丁寧に作られるセルロイドフレームは職人の技術が詰まった一品です。 現在ではセルロイド眼鏡を製作できるのは眼鏡の産地、福井県鯖江市のみとなっています。 |
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kearnyで展開している一部のセルロイド眼鏡はノー芯製法という伝統的な製法で作られています。 ノー芯製法はテンプルに金属の芯を入れずに製作する製法で、セルロイド製の眼鏡にのみ使用できる製法です。 |
ノー芯製法で製作したセルロイドフレームは、透明感と光沢感のある美しいフレームに仕上がります。 現在主流となっているプラスチックなどでノー芯製法のフレームを製作するとプラスチック自体の強度が低い為、テンプルが割れたり折れたり変形したりします。 テンプルに芯を入れることで強度は増しますが、美しさを阻害したようなテンプルになってしまうのが現在主流の眼鏡になります。 ノー芯製法はセルロイド製の眼鏡だからこそできる伝統的な製法です。 福井県鯖江市の熟練の職人が一つ一つ手作りで製作しています。 |
PRODUCT LINE UP 製品ラインナップ |
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セルロイド眼鏡
kearny Eye Wear