2016年10月13日
FOB FACTORYからベイカーパンツが再入荷。
仕様はヴィンテージ。
シルエットは細からず・太からずの丁度いいシルエット。
一見普通ですが、そこに詰まった‟こだわり”は普通じゃありません。
普通じゃない‟こだわり”が詰まっているからこそ10年後の経年変化違いが出る。
今までに何度再入荷を繰り返したか分からないFOB FACTORYの誇るモンスターアイテム。
モチーフは1950年代のUSファティーグパンツ。
各ブランドがソースにする歴史的名作パンツ。
まず注目していただきたいのが染色方法。
FOB FACTORYは1950年代当時同様のバットダイを再現。
当時と同様の染色方法だからこそ生まれる抜群の経年変化。
縫製も1950年代当時のWステッチ仕様。
おおよそ1970年代を境に簡略化され、シングルステッチとなっていった歴史。
そう聞くとWステッチが恋しくなってくるのが洋服好きの性。。。。
ウエストのアジャストタブもおおそそ1962年ほどから排除されたディティールだと記憶しています。
そしてキュリアスクルーの方々が気にする主要部分の縫製も当時と同様の巻き縫い。
裏から見ても生地の端が出ていない綺麗な仕上がり。
見るからに頑丈!!
股、脇の両方巻き縫いなのもベイカーの大きな特徴。
こちらも最終的にはオーバーロックまで簡略化されます。
もちろん尻ぐりもガッチリ巻き縫い。
その他にもベルトループが流し込みの万歳ループだったり
フロントポケットの角にはチョウチョと呼ばれる〼部分があったりと細かい所まで当時を再現。
ここまで再現しておきながら当時同様のボタンフライではなくジッパー仕様にしているところも嬉しい。
必要な部分は残し、より良いと思う部分は改善。
FOB FACTORYの絶妙な足し算・引き算の具合に共感。
大人が安心して何年も穿き込めるパンツ。
いいアイテムです。