2016年10月6日
いつもお越し頂いています、キュリアスクルーO氏。
今日はkearny(カーニー)のウェリントンを気に入っていただきました。
kearnyの最大の特徴は美しい光沢です。
素材にセルロイドを使用しています。
セルロイドはもともと象牙の代用品として開発されました。
眼鏡やギターピック、万年筆などに使用されてきましたが、加工の際に出る粉塵に強い発火性があり、20世紀半ばから世界的に製造と消費が落ち込みました。
現在ではセルロイドを作る職人も、セルロイドを加工する職人も減少しています。
生産は眼鏡の産地、福井県鯖江市。
熟練の職人さんが一つ一つ手作業で作っています。
セルロイドを加工する工場は眼鏡の産地で有名な福井の鯖江でも、もう数軒しか残っていないそうです。
失われていく素晴らしい技術を絶やさないよう、数少ないセルロイドを加工できる職人さんたちと一緒になって作られているkearny(カーニー)。
生産背景が分かるとより愛着が湧きますね。
ブログを書いていて改めて良い眼鏡だなと感じます!
O氏、お仕事帰りにありがとうございます!