2016年5月20日
何故インディアンジュエリーをセレクトしているのか?
僕がインディアンジュエリーと出会ったきっかけは数年前に遡ります。
年齢を問わず永く付き合えるアクセサリーが欲しい。
きっかけはその思いからでした。
僕自身、インディアンジュエリーと出会う以前にも、アクセサリーを購入したことはあります。
しかしながら、どれも思い入れがなく、なんとなく身につけなくなってしまったものばかり。
その理由はそのアクセサリーのことを知らなかったので愛せなかったのだと思います。
例えば、どんな人が作っているのか?
性別は?
年齢は?
性格は?
永く身に付けることができるアクセサリーを真剣に考えた時に、何か“愛せる強い理由”が欲しいと思いました。
そんな思いを持ちながら、必死に調べ、インディアンジュエリーに着地。
そしてインディアンジュエリー専門店のバイヤーK氏とお話させてもらった時に“これだ!!”と確信。
そこには“愛せる強い理由”がありました。
これは僕が初めて購入したバングル。
アーティストはブルース・モーガン。
ブルース・モーガンは1970年からシルバースミスとして活動をスタートした、ナバホ族のベテランアーティスト。
氏の得意とするのは洗練された正確で深いスタンプ。
そのスタンプを連発したブルースモーガンの代表的な作品。
しっかりとした厚みに、誠実な手仕事、良心的なプライスと全体のバランスも良く、今でもとても気に入っています。
ブルースモーガン氏には実店舗のQurious【キュリアス】にも来ていただき、自分の身につけているバングルの思い入れも一塩。
とても気さくな方で、誠実な手仕事の片鱗をうかがうことができました。
ずっと、ずっと愛していきたいバングルです。
こちらは2個目の購入となったパトリシア・べドニーの作品。
購入して約1年ですが、未だに見ていてニヤニヤしてしまうほど大好きなアイテム。
デザインソースはこの太陽光線【サンバースト】。
このサンバーストはパトリシア・べドニーの代表的な作品。
その、真っ直ぐでいて、深いラインは正に職人芸。
自分でやってみることを想像すると、どれほど難しい技術なのか実感させられます。
素晴らしい。
何度見ても美しい仕上がり。
この方が制作しています。
パトリシアべドニーは女性アーティスト。
Patricia Bedonie(パトリシア・ベドニー)
1965年アリゾナ州、ガナドに生まれ彼女の兄であるロン・ベドニーよりジュエリー作りを学ぶ。
作風はヘビーゲージのシルバープレートにスタンプワーク、リポウズを駆使したトラディショナルなスタイル。
特にシルバーカービングのサンバーストモチーフに定評がある。
アクセサリーに詰まっている“愛せる強い理由”。
それを知った時に、ずっと身につけていけるアクセサリーと出会えました。
どんなアーティストが、どんな風に制作しているのかを知ることによって“特別な思いが宿る”。
色々とこのジュエリーに詰まっているものを知ったからこそ、何年も何年も愛せる。
この2つはずっとずっと身に付けていくアイテム。
もう、何個も中途半端なアクセサリーを購入することもなくなりました。
自分の最高に気に入ったアイテムだけを、何年も何年もつけ続けます。
右側がジュエリーバイヤーのK氏。
僕にインディアンジュエリーのことを丁寧に教えてくれた兄貴のような存在。
K氏の誠実な人柄無しでは、インディアンジュエリーの魅力に気付けなかったと思います。
インディアンジュエリーフェア期間中は、K氏にも店頭にたっていただきます。
現地に買い付けに行き、直接アーティストとあっている方。
フェア当日はジュエリーに詰まっている“愛せる強い理由”をK氏からお聞きください。
今年も無事にインディアンジュエリーフェアを開催できることに感謝です。