２０１７年９月１日
キュリアスの定番パンツの一つ、FOBファクトリーのベイカーパンツが再入荷です。
もう何度も再入荷していますので、何度もブログでご紹介していますが、改めてご紹介させてください。
デザインソースは1960年代のUSファティーグパンツ。
様々な年代のベイカーパンツを見てきたFOBファクトリーのデザイナーが、それぞれの年代の格好良いと思える部分をミックスしたベイカーパンツです。
生地はコットン100％のFOBファクトリーオリジナルのバックサテン。
50年代の生地を目指し、当時と同じスレン染料（VATDYE）で染めて製作した生地です。
スレン染めは洗剤に強く、色落ちしない反面、摩擦による堅牢度が少し弱い特性があります。 この頃の年代の軍物古着に見られるベースの色は残っているのにアタリだけ見られるのはこの為で、現代の生地の99％は反応染料で染められている為この現象はおこりません。 （反応染料は色の調整が容易で、好きな色が出せます。スレン染料は濃色の色出しが難しく、熟練の職人でも手を焼く為、衣類では現在、殆ど使用されません。） | ||
60年代のベイカーパンツがベースです。
使いやすさを考慮し70年代のジッパーフライを採用。
60年代以前のアジャスターも大量生産に向かず、70年代にはなくなります。
バックポケットも60年代以前のWステッチ仕様。
こちらも70年代からシングルステッチに簡素化されます。
古き良きディティールです。
内股、外股は巻き縫いで縫製されています。
60年代以前のベイカーパンツの縫製です。
巻き縫いで縫製することによりパッカリングが出て、ヴィンテージのような表情に育っていきます。
着用して2年、3年経ったときの経年変化。
そこまで考えてモノ作りをする。
頭が下がります。
オリーブの他にはネイビー、
ベージュを展開しています。
色落ちを楽しめるジーンズのように、
ヴィンテージのような風合いに育っていくのがこのベイカーパンツの特徴です。
ジーンズとはまた違った楽しみがあります。
価格：14,040円（税込）
詳細は画像をクリックしてご覧ください。
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